英語のFワードを授業で使って教頭に呼ばれた話【1年留学した体験談】

職員室のドアの前で緊張して立っているカモノハシキャラクターイラスト 紹介

「この単語、映画でよく聞くけど、どういう意味なんだろう?」

留学中、そんなふうに気になった英語表現を試してみた結果、とんでもないことになった体験があります。

私は1年間のオーストラリア語学留学を経験しましたが、その中でも特に忘れられない出来事のひとつが、英語の放送禁止用語——Fワード——を学校の授業で使ってしまったことです。

この記事では、その一部始終と、体で覚えたFワードのタブーについて正直に書きます。

以前の記事「英語力ゼロで留学してみた結果【体験談】」でも少し触れましたが、今回はその詳細版です。

※本記事には広告・PR情報が含まれています。


映画を見てFワードが「veryみたいなもの」だと思い込んでいた

ソファでTV映画を見ながらFワードをveryのように使えると思っているカモノハシ

私がFワードを「veryのような強調語」だと思い込んだきっかけは、映画でした。

昔見て印象に残っていた8マイルというラップ映画の中で、Fワードがまるで「very」や「すごく」のような強調語として頻繁に使われていました

例えば、「very good」の代わりに「F〇〇King good」のような使われ方をしていました。

「へー、こんな使い方もするんだ。面白い」くらいの感覚で、いつか使ってみようと思っていました。


授業で発表したら、先生だけが固まった

授業で発表中のカモノハシ、クラスメートが笑い先生だけが固まった場面

何かまずいと気づいたのは、クラスメートが笑い出したのに先生の表情だけが止まっていたからです。

「自分の好きなことをみんなに紹介する」という授業の発表のときの出来事でした。

クラスメートは世界中からの留学生で、みんながそれぞれ好きなものを英語でプレゼンするような内容でした。私はミッキーマウスを紹介したのですが、ミッキーのすごさを強調したいシーンでFワードを使って表現しました。あの「いつか使ってみよう」を、そのとき試してみた感じでした。

すると、クラスメートに大うけしました。

最初は「うけた!」と思ったのですが、先生の顔を見ると、表情がいっきに固まっているのがわかりました。笑いが起きているのに、先生だけが別の空気をまとっていた、という感じです。

正直「あ、これはまずい」と思いました。

発表が終わったとき、先生に「授業の後、職員室に来なさい」と言われました。


職員室に呼び出されたら、教頭まで出てきた

職員室で教頭キャラに叱られている驚き顔のカモノハシ

呼び出されて職員室に行くと、教頭まで登場するという予想外の展開になりました。

「あれ、なんで教頭先生まで?」とびっくりしたことを覚えています。

「なぜそんな汚い言葉を使ったのか。絶対に使ってはいけない言葉だ。」

教頭先生にそう言われました。その説教が、約20分続きました。

私は正直、そのとき「知らなかったんだから仕方ない」という気持ちが頭の中にありました。怒られているというよりも、「そんなに重大なことだったのか」という驚きの方が大きかったです。

教頭先生の真剣な表情を見て、はじめて「これは単なる汚い言葉というレベルではないのかもしれない」と感じました。


この体験で初めてわかった——FワードのタブーはF〇〇K本来の意味よりはるかに重い

ホワイトボードで映画OKと学校NGの図を説明するカモノハシ

FワードはFとUとCとKの4文字から成る英語の単語で、英語圏では放送禁止用語の中でも最強クラスのタブーワードとされています。

映画やラップの中では確かに強調語(intensifier)として使われることがあります。「very good」の代わりに使うような用法が存在するのは本当のことです。日常的な会話の中で使う人もいます。ただし、それは「特定の場所・特定の相手との間では使うことがある」という話であって、学校の授業中は完全にNGです。

当時の私には、この区別がまったくわかっていませんでした。

映画を見て「veryのように使われている」という表面だけをすくい取って、「こういうものか」と思い込んでいたのです。英語には、使える場面が限られている表現があります。そしてFワードは、その制限が特に厳しいワードのひとつです。

教頭先生に20分説教されて、ようやく「映画では気軽に使われていても、現実では本当にまずい言葉だ」と実感しました。知識として「汚い言葉」だと知っていることと、それがどれほどのタブーかを体感することとは、まったく別の話でした

学校英語では習わない、でも現地の英語では確かに存在する——そういう表現のリアルを、私は怒られることで学びました。

学校英語と生きた英語の違いについて詳しくは「【英語力ゼロで留学】学校英語と使える英語は別物だった話」にまとめています。

このエピソードには後日談もあって、職員室から教室に戻ると、クラスメートに「どうだった?」と聞かれました。事情を話したら大笑いされて、それがきっかけで仲が深まったのです。


まとめ:恥をかいた分だけ英語が身につく——スラングを覚えるときに気をつけること

  • 映画やドラマで耳にした表現でも、「使える場所と使えない場所」が存在する
  • Fワードは放送禁止用語の中でも特に制限の強いタブーワード。学校・ビジネスの場では絶対に使わない
  • 知らずに使ってしまったことは恥ずかしいが、そうやって体で覚えた知識は一生忘れない

怒られたことで英語のタブーを学び、笑い話にすることで友達が増えた。留学中の失敗って、案外こういうものかもしれません。

留学中に試した勉強法は「留学中に効果があった英語の勉強方法【1年留学した体験談】」にまとめています。


スラングで失敗しないためにも、留学前にリアルな英語に触れておくことが大事

映画やYouTubeで耳にした英語をそのまま使うと、私のように思わぬ失敗をすることがあります。

スラングや強調語の「使い方のルール」は、教科書には載っていません。ネイティブと実際に話す機会を増やして、「どの表現がどの場所で通じるか」を体感しておくのが一番です。

留学前からネイティブや外国人講師と話す機会を作っておくと、現地でのスタートが全然違います。

留学前にオンライン英会話をやっておけばよかった話【1年留学した体験談】」では、やっておけばよかったと感じた理由を書いています。ネイティブキャンプは無料体験もあるので、まずは気軽に試してみてください。


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