留学して後から気づいた、やればよかったこと【1年留学した体験談】

留学後の後悔を振り返るカモノハシキャラクター 留学生活

「留学すれば人生が変わる」——そう思って留学を決めた方も多いのではないでしょうか。

私も1年間、オーストラリアで語学留学をしました。今振り返っても、行ってよかったと心から思っています。

ただ、良かったことばかりだったかというと、そうではありません。今なら違うやり方をしたと思う後悔も、いくつかあります。

留学経験者の話は、「行ってよかった」という声ばかりが目立つように思います。でも私自身、良かったことと同じくらい「ああしておけばよかった」という気持ちが今も残っています。

この記事では、1年間の留学を終えた私が、今振り返って後悔していることを正直にお話しします。留学中の過ごし方から、帰国後の英語との向き合い方まで、当時の自分に伝えたいことをまとめました。

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留学中、もっと計画的に英語を学べばよかった

公園のベンチで友人と話すカモノハシキャラクター

留学中に、もっと計画的に英語を学べばよかった——これが今でも心に残っている後悔です。

留学を始めた頃は、何をどうやって勉強すればいいのか、正直よく分かっていませんでした。それでも時間はどんどん過ぎていくし、留学を中途半端なまま終わらせたくない一心で、とにかく思いつく方法を片っ端から試していきました。

振り返ってみると、頭や体、感覚に英語がなじみ始めたのは、留学の終盤になってからでした。単語を探しながら話す感じが薄れて、感覚で英語を使えるようになってきた——ちょうどそう感じ始めた頃に、帰国のタイミングを迎えてしまいました。

「英語ができる」という感覚には、単語や文法を頭で組み立てながら話す段階と、考えるより先に言葉が出てくる段階があるように思います。留学中の私がようやくたどり着けたのは、その入り口くらいでした。

もう一度留学できるなら、あの入り口をもっと早い段階で通り抜けて、感覚で英語を使える状態までしっかり進みたいです。そのために、もっと会話量を増やして「感覚を鍛える」ことに時間を使いたいと思っています。

当時、片っ端から試した中で実際に効果を感じた勉強方法は、「留学中に効果があった英語の勉強方法【1年留学した体験談】」にまとめています。


1つの街だけでなく、他の街も経験すればよかった

知らない街で言葉が通じず驚くカモノハシキャラクター

英語の学び方だけでなく、留学のスタイルそのものについても、後から悔やんだことがあります。1つの街だけでなく、他の街も経験しておけばよかった、という後悔です。

留学を決めるとき、利用していた留学エージェント・ISSのカウンセラーから「2つの都市に住む経験をした方がいい」とアドバイスをもらっていました。でも当時の私は、引っ越しが面倒に感じて、その場で断ってしまいました。結果として1年間を1つの街だけで過ごしましたが、それはそれで充実した留学ではあったものの、今となっては「あのアドバイスを聞いておけばよかった」と感じています。

このときの詳しいやり取りは「留学エージェントをISSにした結果【体験談】」で振り返っています。

留学後半、他の都市に住む友人を2泊3日で訪ねたことがあります。友人がホームステイ先に話をつけてくれて、無料で泊めてもらいました。訪れてみると、自分がいた街とは街並みも人の雰囲気もずいぶん違う、都会的な場所でした。

その頃には日常会話くらいなら誰とでも話せる自信がついていたのですが、その街ではなかなか聞き取ってもらえませんでした。いつもより発音を意識して話すと、ようやく伝わる。1つの街で話せるようになった気になっていた分、正直かなりショックな体験でした。

留学は「どこに行くか」だけでなく、「都市ごとに見える景色が変わる」のだと、このとき初めて知りました。


出会った人たちの連絡先を交換しておけばよかった

駅のホームで友人たちに手を振って見送るカモノハシキャラクター

学び方や過ごし方だけでなく、人との出会いについても、後から悔やんだことがあります。留学中に出会った人たちの連絡先を、交換しておけばよかったと感じています。

留学中、気づいたら仲のいい友達が10人くらいできていました。クラスメートやホームステイが一緒だった人など、いろいろなつながりがありました。分からないことを教えてくれたり、何かと世話を焼いてくれたり、仲良くしてくれた人たちです。

留学中に出会う人との関係は、日本での人間関係とは少し違うテンポで深まっていくように感じます。同じ環境で毎日を過ごしているからこそ、気づけば距離が近くなっている——そんな感覚がありました。

そういう友達とも、いつかは離れる時が来ます。他の都市に移っていく人もいれば、先に帰国していく人もいて、それぞれ違うタイミングでバラバラになっていきました。

離れるときに連絡先をきちんと交換できず、それきり連絡が途絶えてしまった人が何人もいます。SNSやメッセージアプリを使えば、拠点が変わっても関係を保ちやすいはずなのに、当時はそこまで考えが及びませんでした。

あのとき連絡先を交換していれば、その後もやり取りを続けられて、もっと面白い関係が続いていただろうなと思っています。


日本人と一緒にいた時間は、悪いことばかりではなかった

明るい教室で、日本人クラスメート役の柴犬・うさぎとノートを見せ合いながら支え合うちょびガンバ

「日本人とばかり一緒にいて、英語が伸びなかった」という後悔もよく聞きます。ただ私の場合、日本人と一緒にいた時間は、悪いことばかりではありませんでした。後悔がないと言い切れるわけではありませんが、外国人ばかりの環境と日本人がいる環境では、それぞれ得られるものが違うと感じています。

いい距離感で付き合えるなら、日本人がいることには良い面がありました。現地で日本語で相談できたり、励まし合えたり。いろんな年齢・いろんな出身地の日本人と会って話すこと自体、日本ではなかなかできない、いい経験になりました。

実際、私が最初に入った一番下のクラスは日本人が多く、日本語を使うこともありました。それでも、英語が全然できず不安も多かった時期に、同じ境遇の日本人と日本語で話せたのは必要な期間だったと思っています。

とはいえ、そのまま日本語漬けになってしまわないか、気になる方も多いのではないでしょうか。私も一度、日本語を使わないと決めたことがありました。それでも周りが日本語で話しかけてくるので、意志だけではどうしても離れられませんでした。

日本語を使わなくなったのは、クラスが上がるにつれて日本人が減っていったからです。一番上のクラスでは、日本人は私ともう一人だけでした。早くクラスが上がれば、環境ごと日本語から離れられる——我慢ではなく、私が実際に通ってきたのはそういう道でした。


写真や日記を、もう少し残しておけばよかった

夕暮れの窓辺で、数枚だけ残った写真を手に取って当時を懐かしむちょびガンバ

これは、ここまでの後悔ほど強いものではありません。それでも、写真や日記をもう少し残しておけばよかったな、と思うことがあります。

留学中の写真は、友達にもらったものがいくつか手元にあるだけです。日記は、留学先で会った先輩にすすめられて始めたのですが、続かなくてやめてしまいました。

当時は、記録を残す必要があるとは思っていませんでした。写真も日記も、あとから見ることはないだろうと思っていたからです。

でも今になって、ふと当時の写真や日記を見たくなる時があります。「見ることはないだろう」という当時の予想は、外れてしまいました。

これから留学する方は、必要ないと感じても、写真や日記のような記録を少しだけ残しておくといいと思います。私のように、あとから見たくなる時が来るかもしれません。


帰国後はもっとアウトプットに力を入れるべきだった

自宅でオンライン英会話を楽しむカモノハシキャラクター

ここまでは留学中の話でしたが、実は帰国後にも大きな後悔が残っています。中でも一番悔やんでいるのが、帰国後にもっとアウトプットに力を入れるべきだったということです。

帰国してから、私は「英語を話せる場所がない」とあきらめてしまいました。当時はそこまで深く考えず、なんとなく仕方のないこととして受け入れていましたが、今振り返ると、探し方自体が分からなかっただけで、話せる場所は本当はあったのだと思います。

読んだり聞いたりするインプットは続けていましたが、話す機会は作れないまま、日を追うごとに英語ができなくなっていく焦りと寂しさがありました。話す機会をゼロのままにしておくと、留学で身につけた感覚は少しずつ削られていきます。それを身をもって感じたのが、この一番の後悔です。

もし今、同じ状況に戻れるなら、私はオンライン英会話を使っていたと思います。当時はそういう選択肢があることを知らなかったのですが、今調べてみると良さそうだと感じているのがネイティブキャンプです。多国籍の講師とフリートークができて、決まった教科書に沿ったレッスンではなく、生きた英語で会話の練習ができるようです。

帰国後に「話す場所がない」と感じている方には、家にいながら話す練習ができる環境として向いていると思います。

帰国後に英語力をキープするためにやったことは「留学帰国後に英語力をキープするためにやったこと【体験談】」に詳しくまとめています。


まとめ

  • 留学中はもっと計画的に英語を学び、1つの街だけでなく他の街も経験しておけばよかった
  • 出会った人たちの連絡先や、写真・日記のような記録は残しておけばよかった
  • 帰国後はインプットだけでなく、アウトプットにもっと力を入れるべきだった

どれも、当時の自分が知らなかった、気づけなかっただけのことです。同じように留学を考えている方や、今まさに留学中の方には、この記事が「今のうちにできること」を考えるきっかけになればと思います。

後悔はありますが、それでも留学に行ってよかったと、今でも心から言い切れます。


留学してからの後悔だけでなく、留学前の準備にも「やってよかったこと・やればよかったこと」があります。出発前にできることを振り返ったこちらの記事もおすすめです。

「留学前にやってよかったこと・やればよかったこと【実体験】」


帰国後に英語を話す場所を探している方へ

英語を話せる場所を探すのをあきらめてしまうと、留学で身につけた感覚はどんどん薄れていきます。

まだ話す場所を決めていない方は、早めに動いておいた方がいいと思います。


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