留学中にアルバイトをしてみた【1年留学した体験談】

留学中にアルバイトをするカモノハシキャラクター 紹介

「留学中にアルバイトをするって、実際どうなの?」

そう気になっている方は多いのではないでしょうか。

英語が十分に話せるのか、働き口はあるのか、ビザは大丈夫なのか——考え出すとキリがないくらい、不安要素はたくさんあります。

私も最初は「自分には無理かもしれない」と思っていました。それでも実際にやってみると、アルバイトは留学の中で一番といってもいいくらい、自分を成長させてくれた経験でした。

この記事では、私が留学中に経験した2つのアルバイト体験をもとに、

  • 働き口をどうやって見つけたか
  • どんな場面で苦労したか
  • それでも続けてよかった理由
  • 知っておくべきビザのルール

を正直にお話しします。


留学中のバイト、実際どうやって見つけたか

友達の紹介で食料品スタンドのオーナーに紹介されるカモノハシ

1つ目:クラブ内の軽食店(紹介・面接なし)

最初のアルバイトは、完全に偶然から始まりました。

学校で仲良くなったスイス人の友達が、クラブ内の軽食店で働いていました。ある日バーでお酒を飲みながら話していると、「うちで一緒に働かない?」と声をかけてくれたのです。

正直、その時点では英語にまだ全然自信がなかったので、やんわりと断るつもりでいました。「ちょっと考えてみる」くらいの返事をしようとしていたところ、その場にたまたまお店のオーナーがいて、友達が私のことを紹介してくれました。

その場でオーナーから「じゃあ明日から来て」と告げられました。

面接らしい面接もなく、翌日から出勤することが決まりました。断ろうとしていたはずが、あっという間に採用が決まってしまいました。

正直、「本当に大丈夫なのか?」と思いながら翌日お店に向かいました。

クラブの中にある軽食店で、最初は皿洗いからスタート。その後、ジュースの準備やピザ生地を作る担当になり、最終的にはピザにトッピングをのせて窯で焼く作業や、カウンターで注文を受けることもするようになりました。


2つ目:海辺のカフェ(履歴書持参・飛び込み面接)

1つ目のお店が閉店してしまい、しばらくしてから2つ目の仕事を探し始めました。

今度は別の友達から「近くの海辺のカフェで働き手を探しているらしい」という情報を教えてもらいました。

1つ目は完全に成り行きで決まりましたが、今回は自分からアクションを起こしました。学校の先生に相談しながら履歴書を作成して、直接お店に持っていって面接を受けました。

結果は採用。

仕事内容は、カウンターに立ってお客さんの注文を受け、準備をして、提供して、会計まで一通りこなすというものでした。1つ目と比べると、よりお客さんと直接やり取りする機会が多い仕事でした。


初日からぶつかった壁:言葉の壁はどこまでしんどかったか

カフェで戸惑いながら接客しようとするカモノハシ

軽食店:理解・返答・仕事把握の同時進行

1つ目の軽食店で働き始めた頃、私の英語力はちょうど「なんとなく聞き取れてきたかな」というくらいの時期でした。

ただ、音は聞き取れても意味が分からない言葉がたくさんありました。ピザのトッピング材料ひとつとっても、知らない単語ばかりです。

普通なら辞書を引くところですが、仕事中にそんな余裕はありません。

そこで自然とやるようになったのが、聞き取れたけど意味が分からなかった言葉をそのまま復唱して、「この言葉、どういう意味?」と同僚にその場で聞くやり方でした。

これが思った以上に効果的でした。意味を教えてもらいながら、実際に使う場面で覚えていくので、頭にも残りやすかったです。

英語力ゼロから始めた苦労については「英語力ゼロで留学してみた結果【体験談】」にも詳しく書いています。


カフェ:国によって全然違う英語

2つ目の海辺のカフェでぶつかった壁は、また少し種類が違いました。

カフェにはいろいろな国からお客さんが来ます。その国によって、英語の訛り・スピード・表現がまったく違う。これを毎回対応しないといけないのが、最初はかなり大変でした。

中でも特に驚いたのがイギリス英語の速さです。イギリス英語は実際に話すのが速く、最初はほとんど聞き取れませんでした。

「注文を受ける」という仕事なのに、注文が聞き取れない。なんとかしようとしても、また違う表現が飛んでくる。

聞き取れなかった時は、最初のうちはオーナーに助けてもらうこともありました。

「自分だけでは対応できない場面もある」という経験は、悔しかった反面、「もっとできるようになりたい」という気持ちにもつながりました。

続けていくうちに、少しずつ聞き取れる幅が広がっていきました。ある時点から「あ、今のはちゃんと聞き取れた」という瞬間が増えていき、それが積み重なって自信になっていきました。


それでも続けてよかったと思う理由

仲間と笑顔で働くカモノハシ

職場の「ゆるさ」が働きやすかった

1つ目のクラブ内の軽食店でよかったのは、みんないい意味でゆるく、働きやすい雰囲気だったことです。

ピリピリした空気もなく、英語がうまく使えない場面があっても、責められるようなことはありませんでした。

おまけに、ジュースやピザなど軽食を自由に飲食できたのも、正直うれしかったです。ちょっとしたことですが、毎日働く中でのこういう小さな楽しみは、続けるモチベーションになりました。

日本のバイトで感じるような「きっちりしなきゃ」という空気とは、少し違う感覚でした。


英語力が格段に上がった

アルバイトを通じて感じた一番大きな変化は、英語力の伸びです。

授業で英語を勉強するのとは別の、「使わないといけない状況で使う英語」の伸びは別物でした。お客さんの注文を受けながら、同僚と連携しながら、実際に英語を使い続けることで、学校の授業だけでは絶対に得られない経験ができたと感じています。

留学中に効果があった英語の勉強方法については「留学中に効果的だった英語の勉強方法」でまとめています。


やり抜いたことで「やれる」という自信がついた

英語が十分できない状態から、それでも仕事を続けてやり抜いた経験は、英語力以外の部分でも大きく影響しました。

「やったら何でもできる」という感覚、と言えばいいでしょうか。

「英語できないのにアルバイトなんてできるわけない」と思っていた自分が、実際にやってみたらなんとかなった。この経験は、その後のいろんな場面で「とりあえずやってみよう」という気持ちを支えてくれました。


友達が増えた

アルバイトを通じて出会った人たちとの縁も、大切な収穫のひとつです。

学校のクラスだけでは出会えなかったような人たちと、仕事を通じて知り合う機会ができました。異なる国籍の人たちと一緒に働く経験は、それ自体が留学ならではのものでした。


給料をもらってできることが増えた

当たり前のことかもしれませんが、給料をもらえることの意味は大きかったです。

留学中はただでさえ出費が多い。その中で、自分で稼いだお金があると、「お金がないからできない」という制限がひとつなくなります。友達と旅行に行ったり、行ってみたかった場所に足を運んだり——給料がなければできなかった経験が増えました。


ビザのルール:知らないと困る就労制限

就労時間のルールを説明するカモノハシ

アルバイトをしたいなら、ビザの就労制限は必ず事前に確認しておいてください。

私が留学したオーストラリアの学生ビザ(サブクラス500)の場合、就労条件は以下の通りです。

  • 2週間で48時間まで(通常期)
  • スクールホリデー中は無制限
  • 複数の雇用主のもとで働いている場合は、合算して48時間以内

「週」単位ではなく「2週間」単位という点、複数の職場を掛け持ちしている場合はすべての労働時間が合算される点は、特に注意が必要です。

ビザの就労制限を超えて働くと、ビザ違反になります。どれだけいい職場環境でも、ルールを守って働くことが大前提です。

留学のビザや滞在スタイルの選び方については「語学留学・ワーホリ・2カ国留学の選び方【1年留学した体験談】」もご覧ください。


まとめ

  • アルバイトは紹介・飛び込みの両方で見つけられる——英語力に自信がなくても、行動すれば道は開ける
  • 壁はある。でも続ければ必ず乗り越えられる——言葉の壁も、続けるうちに少しずつ越えていける
  • 英語力・自信・友達・お金——得られたものは英語だけではない——アルバイトを経験してよかったと、今でも思っている

正直、「絶対やってよかった」の一言に尽きます。

もし「自分には無理かも」と思っている方がいたら、私の体験が少しでも背中を押すきっかけになれば嬉しいです。


留学を検討している方へ

留学中のアルバイトのことを含め、「実際に留学するとどうなるのか」を知りたい方は、まず留学エージェントに相談してみるのが一番の近道です。

渡航先の選び方から、学校の手配、ビザの取得まで、無料で相談に乗ってもらえます。

気になる方は、ぜひ一度のぞいてみてください。


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