大学を休学して留学を決めた話【1年留学した体験談】

分かれ道で留学方向へ踏み出すカモノハシキャラクター 紹介

「大学を休学して留学?就職どうするの?」

そんなふうに思ったことはありませんか。あるいは、周りにそう言われて踏み出せずにいる方もいるかもしれません。

私は大学3年生のとき、1年間の語学留学のために大学を休学しました。計画的に動いたわけでもなく、正直なところ、かなり場当たり的な決断でした。

この記事では、なぜ休学して留学することにしたのか、就活への不安はどう乗り越えたか、親への報告はどうだったかを正直にお話しします。

「留学したいけど休学はこわい」「就職活動に影響しないか不安」と感じている方の参考になれば幸いです。

※本記事には広告・PR情報が含まれています。

大学3年で「このままはやばい」と思った理由

机でパニック状態になり積み重なった教科書に囲まれるカモノハシキャラクター

私が休学して留学を決めた出発点は、危機感でした。

外国語学部に通っていたのに、勉強はおろか授業にもほとんど出ず、遊んでばかりだった私は、大学3年生になって初めて就職のことを意識し始めました。そのときに感じたのが「これは、やばい」という焦りです。

英語の成績は下から数えた方が速いくらいでした。外国語学部なのに英語力はほぼゼロ。このままでは就職活動で使えるものが何もない、という焦りが、留学を考えるきっかけになりました。

「何かしないといけない」という気持ちはある。でも、日々の生活はなんとなく流れていく。大学3年の自分は、そういう状態でした。

外国語学部というのが余計にきつかったかもしれません。英語を学ぶ学部にいるのに、英語ができない。それ自体が焦りに拍車をかけていました。

「休学して留学」を選んだのは、コツコツ勉強できない自分の性格のせいだった

飛行機と地球儀を背景に教科書を置き去りにして前へ跳び出すカモノハシキャラクター

正直に言うと、私が「休学して留学」という選択肢にたどり着いたのは、自分で勉強を続けられない性格のせいです。

「英語を勉強しよう」と思って本を買っても、続かない未来が見えていました。現に、大学でもそうでした。やろうと思ってできなかった、その繰り返しです。

そこで考えたのが、「強制的に英語を使わざるを得ない状況に追い込んでしまおう」ということです。自分の意志で続けるのではなく、英語を使わないと生活できない環境に飛び込んでしまえばいい。自分では続けられないなら、逃げ場をなくしてしまえばいい、という発想でした。

もう一つ、正直な動機をお話しすると、「”留学経験者”という肩書もつけてしまおう」という気持ちもありました。英語力をつけることと同時に、就職活動で使えるカードも手に入れてしまおう、というのが本音でもありました。

「英語が話せるようになりたい」という純粋な動機だけではなかった、というのは正直なところです。でも、そういうリアルな動機があった方が、行動に移しやすかったのも事実でした。

それらが重なって、「休学して1年間留学する」という結論になりました。留学を決意してから出発まで、わずか1か月でした。

(準備期間1か月で実際に何をしたかは、「留学前にやってよかったこと・やればよかったこと【実体験】」に書いています。)

就活が1年遅れることへの不安は「浪人と同じ」という考え方で乗り越えた

ホワイトボードの天秤図を指差しながら解説するカモノハシキャラクター

休学を考えたとき、正直、就職活動への不安はありました。

「1年遅れで就活になる。同期より遅れをとってしまうんじゃないか。」そういう不安は、正直ありました。

でも、ある考え方が自分の中でストンと腑に落ちました。それが「浪人して大学に入る人もいる」という見方です。

浪人して1年遅れで入学した人が就活で不利になるか、というと、そんなことはありません。1年のブランクがあっても、そこで何をしたかの方が大事だと思われているからです。であれば、留学のために1年休学して就活が1年ずれることも、同じように考えられるのではないか——そう思ったのです。

もし浪人経験がある方は「さらに1年増える」と感じるかもしれません。ただ、就活で問われるのはブランクの数より、その期間に何をしたかです。

私自身は、「英語力・留学経験の方が就活で評価される可能性にかけた」という判断もありました。1年のブランクよりも、留学して得られるものの方が就活では武器になる可能性がある。だから踏み出してみよう、と思いました。

実際、採用担当者の73.1%が「留学のための休学はマイナス評価にならない」と回答しているというデータもあります。文部科学省の留学支援プログラム「トビタテ!留学JAPAN」の調査では、休学留学を経験した人の90.8%が、就職後にキャリアへのプラスまたは影響なしと実感しているという数字も出ています。

就活で評価されるのは英語力そのものよりも「積極性・行動力・課題解決能力」だとも言われています。私自身も、後に就職活動をしてみてそれを実感しました。英語力よりも「留学しようと決断して動いた事実」の方が、採用の場で話題になりました。

不安がなかったとは言いません。ただ、「1年のブランクは問題ない」という考え方を軸に持てたことで、踏み出す決断ができたのだと思っています。

親・友人への報告は意外とすんなりだった

両親らしい2体のカモノハシキャラクターに挟まれて笑顔で立つカモノハシキャラクター

「休学して留学したい」と決めたとき、最初に話したのは母です。父と母が揃った場で切り出したわけではなく、まず母に話しました。

反応は「やりたいならやっておいで」という感じでした。反対されることを少し覚悟していたので、正直拍子抜けするくらいすんなりでした。父の反応も同様で、両親ともに「やりたいならやっておいで」というスタンスで、協力的でした。

反対されずに背中を押してもらえたことは、今でもありがたいと思っています。

友人に話したときはびっくりされました。「えっ、休学するの?」「留学するの!?」という反応でしたが、応援してくれました。反対されたり否定されたりすることはなく、「いいじゃん、行ってきなよ」という声の方が多く、正直ほっとしました。

応援してくれた友達と1年離れて、帰ったときに関係が薄れているんじゃないかという不安もありました。でも、帰国してみると全然そんなことはなく、普通に再会できました。

まとめ

  • 「強制的に英語を使う環境に追い込む」という発想が、休学留学の出発点だった。自分で勉強を続けられないタイプだからこそ、環境で解決しようと考えた
  • 就活への不安は「1年のブランクは問題ない」という考え方で乗り越えた。採用担当者の73.1%が休学をマイナス評価しないというデータもある
  • 親・友人への報告は思ったよりスムーズだった。応援してもらえたことが、踏み出す後押しになった

次に読むなら、留学を決めてからわずか1か月でどんな準備をしたかをまとめたこちらの記事です。

留学前にやってよかったこと・やればよかったこと【実体験】


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